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そもそもFXとは?

FXとは、日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれるものです。FXは"Foreign Exchange"の略です。「ある通貨と別の通貨を交換する取引がFXなのです。

■通貨ペアとは
一般的なニュースを見ているときに「為替の値動きです」という言葉とともに「1ドル○○円」「1ドル△△ユーロ」という表示がされるのを見たことがあるでしょう。FXでは「ドルを買って円を売る」「ユーロを買って円を売る」といった取引を行うことになります。このときに「交換する通貨の組み合わせ」を通貨ペアといいます。日本では、「円」と米ドル、カナダドル、ユーロ、スイスフラン・・・、などの通貨ペアを扱うことができます。また、円の関わらない通貨ペアも取引することができ、ユーロと米ドル、英ポンドとスイスフランなどの組み合わせもあります。

■FXで得られる利益
FXで得られる利益は「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」の2つがあります。「インカムゲイン」は時間の経過によって得られる利益で、FXの場合には「通貨を保有し続けたことでもらえるスワップ金利」のことを指します。「キャピタルゲイン」は通貨の資産価値の変動により得られる利益のことで、FXでは為替差益のことを指します。

FXのメリット

FXは、まだ日本に導入されて10年そこそこしか経過していない、新しい金融商品です。それにも関わらず、投資家たちの人気を集めているのには、いくつかの理由があります。

■インターネットの発展と関連が深い
この10年で、インターネット・ブロードバンド環境が一般家庭に爆発的に普及しました。株や先物などの取引も、家庭のパソコンでできる時代となりました。同時期にFXが日本に導入され、株や先物に比べれば、少額の証拠金を預け入れることでスタートできる、ということが、爆発的な人気のもととなりました。

■24時間、好きな時に取引できる
FX取引は、世界のどこかで常に市場が開いているので、基本的には24時間好きなときに、取引が可能です。株などの「市場が開いているときしか取引できない」金融商品に比べて、利用者が取引時間、トレードスタイルなどを選べる余地があるのです。

■取引ツールの多様化
パソコンがあれば取引が可能なFXですが、それ以外にも携帯電話画面を通しての取引や、電話をかけてオペレータと話す方式での取引なども可能です。中高年の方がFXに取り組む、ということも増えています。「どうしてもパソコンでの売買が苦手」という人は、アナログな電話などを利用することでも、取引は可能です。

FXのデメリット

FXを生活に取り入れ、お金を得て幸せになるためには、FXのリスクをよく知っておき、リスクを避ける方策をとることが、とても大切です。「お金のこと」ですので、いったん状況が悪化したら、取り返しのつかないことも多いものです。その点をよく勉強した上で、FXに取り組めば、幸せが手に入るでしょう。

■FXは元本保証がない
FX業者が経営破綻した場合に、自分がFX業者に預け入れたお金が戻ってくるかどうか、事前にチェックをしましょう。信託保全という仕組みを導入して、顧客の資産を保護する動きもありますが、「全額を信託保全」している業者かどうか、チェックする必要はあります。

■相場の「完璧」な予想は誰にもできない
FXで儲けるためには、相場の値動きを予想して通貨を売買することが必要です。しかし時には「予想とは違う動き」をしてしまうのが、相場というものです。「予想が外れて損失をこうむる」という可能性は、FXを続ける以上は、いつもつきまといます。

■常に絶対に「取引が成立する」とは限らない
FXは、世界中の通貨に投資することができる、というメリットがあります。しかし、世界的に見て「人気の通貨」「そうでもないマイナー通貨」があります。マイナー通貨を「売りたい!」と思っても、買い手がおらず、売買が不成立となることが起こりえます。

■パソコン、携帯電話の不調
FXはオンライントレードをメインとしています。そのため、投資をしたくても「パソコンが壊れた」「携帯が壊れた」といった場合に、取引ができないことがあります。この場合に備えて、電話でオペレータに依頼する方法を知っておくなど、対策をしておきましょう。

FXで得られる利益(スワップ金利、為替差益など)

FXで得られる利益は「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」の2つがあります。「インカムゲイン」は時間の経過によって得られる利益で、FXの場合には「通貨を保有し続けたことでもらえるスワップ金利」のことを指します。「キャピタルゲイン」は通貨の資産価値の変動により得られる利益のことで、FXでは為替差益のことを指します。

■スワップ金利とは?
各国には「政策金利」というものがあります。日本では長く「ゼロ金利政策」が続いてきたので、日本円の政策金利は0.5パーセントなどの低い値を推移してきました。一方、海外には、政策金利を高く設定するという方針を取っている国もあります。このような場合「日本の銀行にお金を預けておくより、海外の銀行にお金を預けるほうが得ではないのか?」ということは、簡単に思いつくでしょう。このような「金利差」による損得と、FX取引に反映させる仕組みが、スワップ金利というものです。

■為替差益とは?
為替レートというのは、日々変動をしています。「1ドル100円」のときに買ったドルの相場が変動し、「1ドル110円」まで上昇した場合には、保有しているドルに含み益が生じることになります。このときドルを手放せば、利益を確定させることができます。

■どちらを重視すべき?
FXで得られる2種類の利益のうち「どちらを重視すべき?」かは、一概には言えません。初めからスワップ金利をもらうことを目的に、長期間ポジションを保有し続けるという投資法で、成功している人もいます。また、デイトレーダーのように、為替差益に注目をして「安い通貨を買って、高くなるのを待って売る」ことで利益を得ることを、主目的としている人もいます。

レバレッジ規制について

金融庁が「レバレッジ規制を行う」という動きはご存知でしょうか? 具体的にはFX業者が提供することのできるレバレッジを、2011年までに「25倍に抑える」というものです。

■高いレバレッジ取引に関する問題点
金融庁は「高いレバレッジ取引に関する問題点」をあげ、次のような問題があり、現状を改善しなければならない、としています。 (1)顧客保護 (2)業者のリスク管理 (3)過当投機 また、レバレッジそのものの規制だけではなく、他にも投資家やFX業者を保護するための規制を行います。

■基本的には投資家を守るための規制
「ハイレバレッジをかけられないなら、FXの魅力がなくなってしまう」と言う人、極端な場合には「もうFXはやめる」という意見の人もいます。しかしFX黎明期には、レバレッジは高くても5倍程度しかかけられなかったので、ベテラン投資家ほど「400倍が100倍、50倍、25倍に規制を受けたとしても、大して影響はない」という考えを持っているようです。400倍ものレバレッジをかけられる現状では、若くて資金の少ない人が、簡単に大金を取引できることを、一種の「マネーゲーム」感覚でとらえているかもしれません。レバレッジ規制によって、投資家たちの意識も「マネーゲーム」から「投資」へとシフトしていくのではないか、と私は期待しています。